专利摘要:
香水ボトル(1)は放出口(4)を有していて香水が充填される液密性の内側容器(3)と前記内側容器(3)を交換可能に収容するために適した構成の形状安定性のケーシング(2)を備えてなる。前記香水ボトル(1)が香水を放出するために前記内側容器(3)の放出口(4)と協働作用する作動装置(7)を備える。
公开号:JP2011506001A
申请号:JP2010538370
申请日:2008-04-16
公开日:2011-03-03
发明作者:ヘトマニオク,クリストフ;ランディ,アルトゥレット
申请人:ヘトマニオク,クリストフ;ランディ,アルトゥレット;
IPC主号:A45D34-02
专利说明:

[0001] この発明は香水ボトルに関する。]
背景技術

[0002] 香水ボトルは従来の技術において多様な実施形態で知られており大抵は主にガラスから形成される。従来の技術においてボトル内に収容されている香水を放出するための放出口として差し付けあるいはネジ付け可能な蓋部材によって閉鎖あるいは開放することができるボトルネック状の注ぎ口かまたは噴射ボタンによって操作可能でボトル内に挿入される吸水管が使用され、噴射ボタンの場合ボトル内に存在している香水をポンプ動作によってスプレーヘッド上に配量して放出することができる。]
[0003] その際特定の香水毎に固有のボトルが製造され、その結果一方でしばしば香水ボトルの上質の設計のため高コストになるとともに他方では環境保護に逆行するものとなる。そのような個々の香水に対応する外観を有するボトルは通常中身を使用した後に廃棄される。同じ香水あるいは同じ製造者による別の香水による詰め替えは一般的な販路の枠内に設定されていない。]
[0004] 加えて、汎用的に形成された外観形状のためその中に収容される香水の種類が特定されることがないとともに所定量の香水を充填することができる詰め替え可能なボトルも従来の技術において知られている。しかしながらその場合もまず別のボトルで販売される香水を購入する必要があった。さらに香水の種類を変更しようとする場合、ボトル内に残留する古い香水によって新しく充填される香水が汚染されることを防止するために別個に用意される容器を使用して詰め替え用のボトルを空にして極めて念入りに洗浄する必要がある。異なった香りのものをボトルに充填すると、どの香水が現にボトル内に存在しているかが識別不可能になる。]
発明が解決しようとする課題

[0005] 従って本発明の目的は、前述した問題点を解消し得るとともに(異なった種類の香水に対しても)極めて簡便かつ低コストな方式で再利用することができる、繰り返し使用可能かつ外観的にも魅力的でさらに独自性を有している香水ボトルを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0006] 前記の課題は請求項1に記載の香水ボトルによって解決される。]
[0007] 本発明に係る香水ボトルは、香水を充填するためのものでその香水の放出口を備えている液密性の内側容器とその内側容器を取り換え可能に収容するように構成された形状安定性のケーシングを有してなり、その際香水ボトルが(香水を放出するための)前記内側容器の放出口と協働作用する作動装置を備えている。]
[0008] 従って本発明の枠内において取り換え可能な内側容器を備えた香水ボトルを提供し、それの形状安定性のケーシングは上質に形成することが可能でかつ再使用が可能である。そのため本発明に係る香水ボトルの(外側の)ケーシングは、一方で香水を含有している内側容器の交換を可能にするとともに他方で(内側容器上に設置された)香水の放出口ならびにそれと協働作用して香水を放出するための作動装置を操作することができるように構成される。そのため本発明に係る香水ボトルのケーシングは内側容器の放出口の外側部分のための開口部を備え得ることが好適であり、従って香水を放出するために前記放出口と協働作用する作動装置をケーシングの外側に配置しその操作のために露出させることができる。作動装置の種類に応じて必要であればケーシングが取り外し可能な作動装置の遮蔽手段を備えることができ、それによって例えばボトルの輸送中の不要な香水の放出を防止することができる。]
[0009] 本発明の枠内において内側容器を透明に形成すれば極めて好適である。このことは後述するケーシングの覗き窓との関連において好適であるばかりでなく、航空機搭乗に際して本発明に係る香水ボトルを携帯する際に極めて有用であり場合によって携帯を初めて可能にするものとなる。現行の極めて厳格な空港安全基準によれば香水等の液体は透明な容器内に収容されている場合にのみ持ち込みが許可される。従って本発明に係る香水ボトルによれば(ケーシングが濃色である場合)透明な内側容器をケーシングから取り出すことができ、従って現行のならびに将来さらに強化され得る航空安全基準を満たすものとなる。]
[0010] さらに、本発明によって香水ボトルのケーシング内に収容するために適した内側容器に対して一定の標準化を達成することができ、従って特定の内側容器に対して多様な(ボトル)ケーシングを提供することが可能になりその結果製品の差別化に対する消費者の要望の増加に対応し得ることが理解される。]
[0011] 本発明に関連して、例えば固定的に設置されるソープあるいは殺菌剤ディスペンサの分野においては交換可能な詰め替え用カートリッジの使用が既に既知であることに言及する必要がある。それに対して香水ボトルには特にその使用目的(例えば香水ボトルをハンドバック内に収容して携帯する必要がある)のため多様な要求特性が課せられる。本発明の枠内において香水としては香り付けのために用意される各種の(アルコールを含むあるいは含まない)液体が理解され、その際特に後述するように作動装置として香水に作用するスプレーヘッド用の噴霧器として設けられる実施形態の場合香水が噴霧に適した粘度を有する、すなわち噴射可能なように適合させる必要がある。その際香水は一般的に使用され香りを決定する任意の濃度の合成あるいは天然成分、例えば香り抽出物、EDP、EDT、COLOGNE、シェービングローション等とすることができ、それに例えば水、乳化剤、あるいはシリコン等を添加することもできる。]
[0012] 本発明の第1の好適な構成形態によれば、内側容器が放出口を備えた(好適には透明な)樹脂フィルム容器の形式で構成される。]
[0013] このことは完全に使用した後廃棄される内側容器の製造が従来の香水ボトルに比べて極めて低コストであるという利点をもたらすばかりでなく、空になった内側容器を小さな体積に折り畳むことができそれによって廃棄が容易になる点においても有利である。加えて樹脂フィルム容器は小さな重量を有し、それも搬送の観点から有利である。さらに、内側容器上への放出口の形成は可能な限り簡便な内側容器の交換の観点からも極めて有効である。その理由は、場合によって別の香水が充填されていて新たに装着すべき内側容器を手間がかかる方式によって形状安定性のケーシング上に形成された放出口に液密に結合する必要がなく、使用済みの内側容器をその放出口と共に除去した後に簡便な方式で新しい内側容器を放出口ごとケーシング内に装着し得るためである。加えて、多様な香水品種を使用する場合でも使用済みの香水の残留物によって新しい香水が汚染されることがない。樹脂フィルム容器として形成される内側容器の原材料としてはPETあるいはPVC等の樹脂が考えられ、材料の選択および内側容器の具体的な形成に際して香水が通常高揮発性の成分を含有することに留意すべきである。]
[0014] 好適な樹脂フィルム容器は従来の技術において既に知られている。それに関して例えば欧州特許第0493723号B1明細書、欧州特許第0442659号B1明細書、あるいは米国特許第4732299号明細書を参照することができる。]
[0015] さらに本発明の別の好適な構成形態によれば、樹脂フィルム容器が放出口の領域でその放出口と液密に結合されその他には縁部側で互いに熱結合されている2枚の樹脂フィルム層からなり、それらが内側容器をケーシング上あるいはケーシング内に位置固定式に着合するように対応するケーシングの固定手段と協働作用するようなリムを直接的な結合領域内に形成することが好適である。]
[0016] 内側容器と結合された放出口あるいはそのために設けられた放出口の基礎体は開口部を備えていて形状安定性の樹脂からなり、その際放出口を両側から液密に挟み込んでいる樹脂フィルム層を放出口と熱溶着することが好適である。同様に好適には両方の樹脂フィルムの熱溶着によって形成されるリムも内側容器をケーシング上あるいはケーシング内に固定するためのフランジとして適宜に機能することができる。]
[0017] その際リムが例えば3、4あるいは5mm超の充分な幅を有することが好適であり、それによって内側容器の液密性を阻害することなく香水ボトルのケーシング上に形成され固定手段として作用するピンが内側容器のリム内の対応する穴と共に内側容器をケーシング上に位置固定式に着合するように協働作用することができる。対応する穴はいずれもケーシング上に形成されたピンと同様な直径をもって作用するものであり、予め内側容器のリム内に設けることができる。ケーシング上に設けられたピンは可能な限り鈍重なものとする必要があり、それによって香水が充填された内側容器をケーシング内に挿入する際に内側容器を損傷する危険が排除される。]
[0018] 本発明の枠内においてケーシング側の固定手段として互いに対向するガイドレールあるいはクランプ手段も考えられ、それによって互いに対向する内側容器の縁部領域を固定的に受容することが好適である。この場合もクランプ手段および/またはガイドレールによって収容される内側容器の縁部領域を適宜な幅にすることが好適であり、それも前述した最低数値を超えるものとする必要がある。]
[0019] 本発明に係る香水ボトルの内側容器上に設けられた放出口は内側容器と結合された基礎体と内側容器内に延伸した吸水管を備えることが好適であり、作動装置として機能するスプレーヘッドの操作によって前記吸水管を介してポンプ配量装置に香水が供給される。前記スプレーヘッドは交換式の内側容器の一部とするかあるいは本発明に係る香水ボトルの再利用性を促進するために好適には上質に形成されるケーシングの一部とすることができる。]
[0020] 他方、本発明に係る香水ボトルの簡略化された構成においては放出口がボトルネック状の香水放出口からなることも可能であり、それを作動装置として機能するものであってネジ付けあるいは差し付け可能な蓋部材によって露出させまた再び閉鎖することができる。]
[0021] 本発明の別の好適な構成形態によれば、内側容器の簡便な交換の目的のためケーシングが内側容器を収容する閉じ状態と内側容器を交換するための開き状態を取り得る2つのケース構成要素からなる。]
[0022] そのため両方のケース構成要素がヒンジ構成を介して結合されることが好適であり、そのヒンジによって閉じ状態から開き状態に転回することが可能となる。美観上の理由からヒンジ構造を回避したい場合は両方のケース構成要素を内側容器の交換の目的のために完全に分離し得るように構成することができる。]
[0023] 内側容器は両方のケース構成要素の間に収容することが好適であり、内側容器上に形成されたまた内側容器が柔軟な場合形状安定性に形成することが好適である放出口を両方あるいは片方のケース構成要素の適宜な陥没部内に形状フィット式に収容することができ、それによって(放出口と液密に結合された)内側容器全体の本発明に係る香水ボトルのケーシング上への位置固定式の固定が改善される。]
[0024] 多部品式の構成の場合ケーシングは固定機構あるいはネジ留め機構を備えることが好適であり、それによって両方のケース構成要素を閉じ状態において互いに固定あるいはネジ留め可能である。その種の固定機構は勿論内側容器を別の内側容器と交換することを可能にするために再度解除可能である。]
[0025] さらに本発明の別の好適な構成形態によれば、ケーシングが内側容器への覗き窓を少なくとも1個備えているフレーム状の構造を有する。前記の覗き窓は同時に複数の用途を成すことが好適である。(少なくともその領域内で透明あるいは開口式に形成されている)内側容器の場合本発明に係る香水ボトルの使用者が内側容器の香水の残量を確認する可能性が提供される。さらに、内側容器がその領域内に例えば内側容器内に充填された香水あるいはその製造者に関する説明を含んだ標記を備えることができる。さらに、必要に応じて適宜な着色、構造、あるいは材料選択によって内側容器内の特定の香水に関する示唆を提供することもできる。ケーシングの透明な材料あるいは開口の形式によって形成することができる適宜な覗き窓は適宜に形成された内側容器との組合せによって極めて装飾的なものにすることができるが;その際美観的な全体印象のためにケーシング内への内側容器の位置固定式の着合に配慮することも有効である。そのために適した手段は既に記述した通りである。]
[0026] しかしながら本発明の枠内において内側容器を収容した状態においてケーシングを完全に閉鎖状にして内側容器が外側から目視できないようにすることもでき、このことは特に極めて上質に形成されたケーシングの場合に有効である。]
[0027] 実質的に形状安定性に形成された本発明に係る香水ボトルのケーシングは極めて多様な材質から形成することができる。ガラスまたは金、銀等の貴金属の他に例えば樹脂またはアルミニウム等の軽金属も考えられる。1つのケーシング内で複数の材料を組合せることも可能である。]
[0028] さらに、本発明にはケーシングと香水が充填された内側容器とからなる個別の本発明に係る香水ボトルのみが含まれるものではなく、本発明に係る香水ボトルとそれと同じあるいは別の香水が充填された少なくとも1個の別の内側容器および/または少なくとも1個の別の内側容器のための少なくとも1個の別のケーシングからなるセットも含まれる。勿論、前記の少なくとも1個の別の内側容器もケーシング内への収容に適するように構成するか、または前記の少なくとも1個の別のケーシングを前述の本発明に係るケーシングと同様にセットに付属する全ての内側容器の収容に適するように形成する必要があることが理解されるが、それらの外観、標記および/または色、あるいは材質をセット内の他の内側容器あるいは他のケーシングの特徴と差別化することができる。内側容器の差別的な構成は、用途に従って同様に本発明に係る香水ボトルのケーシング内に挿入可能なセット内の2個の内側容器がそれぞれ異なった香水が充填されることによって差別化される場合に特に有効あるいは必要とされる。]
[0029] 次に本発明について添付図面を参照しながらより詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0030] 本発明に係る香水ボトルの第1の実施例を示した立体図である。
本発明に係る香水ボトルの第2の実施例を示した立体図である。
本発明に係る香水ボトルの第3の実施例を示した側面図である。
香水ボトルと交換可能な複数の内側容器とからなる本発明に係るセットの実施例を示した立体図である。]
実施例

[0031] 図1の右側に示されている本発明に係る香水ボトル1の実施例は、図1の中央に分割してさらに示されているケーシング2と図1の左側に完全状態で示されている放出口4を備えた透明な内側容器3とからなる。香水が充填された内側容器3の放出口4は基礎体5を貫通して挿入されている吸水管6の形式で形成されており、それが内側容器3の外側から内側容器3内の奥深くまで延在し放出口4の基礎体5と固定的に結合されている。吸水管6の外側末端上には市販のスプレーヘッド7が差し付けられており、それがポンプ配量装置の原理によって内側容器3内に充填されている香水を放出するための作動装置として機能する。スプレーヘッド7はさらにキャップ8によって遮蔽することができ、それによって作動装置として放出口4と協働作用するスプレーヘッド7の不要な操作を防止することができる。勿論キャップ8はその目的を達成するものである限り図1に示されているものとは異なった形状も有し得ることが理解される。] 図1
[0032] 内側容器3は樹脂フィルム製の実質的に柔軟な樹脂フィルム容器として形成され、図示されている内側容器3の前面および背面を形成する2枚の樹脂フィルム層9,10が形状安定性に形成された放出口4の基礎体の領域11内で(それぞれの側で)放出口とそれぞれ液密に結合されている。さらに、両方の樹脂フィルム層が互いに直接接合する縁部領域内において幅Bを有するリム12を形成しながら相互に熱溶着される。両方の樹脂フィルム層9,10と(同様に樹脂製の)放出口4の液密な結合も熱溶着によって実施される。]
[0033] 両方の樹脂フィルム層9,10が全面的に熱溶着されているリム12内には複数の穴13が形成されており、その中に(ケーシング2内に内側容器3内に収容される際に)ケーシング2内に内側容器3を位置固定式に着合するためにケーシング2上に適宜に設けられたピン14が挿通される。]
[0034] 図1の中央に内側容器3の交換に適した開き状態で示された多部品式のケーシング2は2個の形状安定性のケース片側部材15,16からなり、それらはいずれもフレーム式の構造に形成されているとともに(香水が充填されていて交換可能な内側容器3を矢印Aの方向に挿入した後)複数のネジ17によって互いにネジ付けすることができ、その後ボトル1のケーシング2が図1の右側に示された閉じ位置になる。ネジ付けの目的のためネジ17に対向するようにケース片側部材15上に配置されたピン14が(図1には示されていない)雌ネジ部を備えていて、その中に他方のケース片側部材16を貫通したネジ17がねじ込まれる。内側容器3内に存在していて側方から樹脂フィルム層9,10によって挟み込まれた放出口4は両方のケース片側部材15,16内に適宜に設けられた受容部18内に収容され、そこで形状フィット式に固定される。] 図1
[0035] 各ケース片側部材15,16が覗き窓19,20を有し、それらが一方で香水が充填された内側容器3の残量を確認するために機能し得るとともに他方でその領域内に設置された内側容器3の標記21の目視を可能にする。]
[0036] 内側容器3内に充填された香水を使用し終わった後(または他の理由で内側容器3の交換が必要である場合)ネジを外した後で内側容器3を再びケーシング2から取り外し(必要に応じて別の香水が充填された)同様な構造の内側容器3あるいは場合によって別の構造の内側容器3に交換することができる。]
[0037] またケーシング2から取り外された内側容器3を例えば別の形式の(図示されていない)ケーシング内に挿入し、それによって(図1に示されたものとは異なった外観の)本発明に係る香水ボトルを形成することができる。] 図1
[0038] 図2には、多部品式かつ再利用可能なケーシング2と放出口4を備えた内側容器3からなる本発明に係る香水ボトル1の第2の実施例が示されている。説明の重複を避けるために図1の香水ボトル1と同じ機能を有する構成要素は同じ参照符号をもって示されている。] 図1 図2
[0039] 図2の香水ボトルにおいても(図の左側部分に示されているように)ケーシング2が2個の形状安定性のケース構成要素15,16から構成され、それらの間に適宜に形成された内側容器3を交換可能に挿入することができる。図2に示された実施例の内側容器3は図1のものと同様に形成されており、従ってそれに関して詳細な説明は省略する。この場合放出口4の作動装置として機能するスプレーヘッド7がその構造方式のためケーシング2の上面に形成されたケーシングの構成要素として見なされる点が重要である。スプレーヘッド7は(2分割式のケーシング2内に内側容器3を挿入した後に)開口部24を介してケーシング2から突出している放出口4の吸水管6の末端上に差し付けられ、そこでガイド手段22,23によってスプレーヘッド7を側方から取り囲んでいるケース構成要素15の2つの肩部25,26の間で直線的に誘導される。] 図1 図2
[0040] ここでケース構成要素15上に設けられ内側容器3のリム内の適宜な穴13を挿通するピン14は緩やかな円錐形に形成され、(図1の実施例とは異なって)雌ネジ部は備えていない。むしろ両方のケース構成要素15,16の圧入状の結合を形成するために逆側のケース構成要素16内の適宜に形成された窪み部内にピンが挿入される(視覚上の理由から図2中には図示されていない)。必要に応じて両方のケース構成要素15,16を固定するための(図示されていない)固定機構が追加的に図2の右側に示されている閉じ状態を形成するように機能し、その状態においてはケーシング2内に存在している内側容器3が全く露出しない。] 図1 図2
[0041] 図3には本発明に係る香水ボトル1の第3の実施例が示されており、図3の左側に分離して示されている香水が充填された内側容器3が適宜に形成されたケーシング2内に交換可能に配置され、ケーシング構成要素7′内に収容されたスプレーヘッド7を使用し香水を放出するために内側容器3上に設けられた放出口4を操作することができる。前述した実施例に対しての主な相違点は、内側容器3とケーシング2の断面が(前述のように四角形ではなく)円形であることである。ここでもケーシング2がフレーム状で(図からは明確でないが)相互に固定可能な2個のケース構成要素15,16から二分割式に構成され、前述した方式によって樹脂フィルムから形成された内側容器3がケース構成要素上に形成され内側容器3のリム12内に適宜に形成された穴13内に挿通されるピン(図示されていない)によって位置固定式に着合される。] 図3
[0042] さらに図4には本発明に係る香水ボトル1と(それぞれ異なった香水が充填された)複数の内側容器3からなる本発明に係るセット27が示されており、ここで図示されている香水ボトル1は(図2に示された香水ボトルには存在しない)覗き窓20を香水ボトル1のケーシング2内に有する点によってのみ図2に示された香水ボトルと異なっている。個々の内側容器3はそれぞれ異なった標記21を有していて、その標記が充填されている香水の種類を示すとともに(内側容器3をケーシング2内に挿入した際に)いずれも覗き窓20の領域内に位置する。さらに、いずれの内側容器3においても放出口4に従属する吸水管6の末端の外側部分が差し付けされたキャップ28によって遮蔽され、そのキャップは矢印Bに従って吸水管6から取り外すことができる。] 図2 図4
权利要求:

請求項1
放出口(4)を有していて香水が充填される液密性の内側容器(3)と前記内側容器(3)を交換可能に収容するために適した構成の形状安定性のケーシング(2)を備えてなる香水ボトル(1)であり、前記香水ボトル(1)が香水を放出するために前記内側容器(3)の放出口(4)と協働作用する作動装置(7)を備えてなる香水ボトル。
請求項2
内側容器(3)が放出口(4)を備えた樹脂フィルム容器の形式で構成されることを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項3
樹脂フィルム容器が放出口(4)の領域でその放出口(4)と液密に結合されさらに縁部側で互いに熱結合されている2枚の樹脂フィルム層(9,10)からなり、それらが内側容器(3)をケーシング(2)上に位置固定式に着合するように対応するケーシング(2)の固定手段(14)と協働作用するようなリム(12)を結合領域内に形成することを特徴とする請求項2記載の香水ボトル(1)。
請求項4
放出口(4)が内側容器(3)内に延伸する吸水管(6)を備え、作動装置として機能するスプレーヘッド(7)によって前記吸水管を介してポンプ配量装置に香水が供給されることを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項5
放出口(4)がボトルネック状の放出口を備え、それを作動装置として機能するものであってネジ付けあるいは差し付け可能な蓋部材によって露出させまた再び閉鎖することができることを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項6
ケーシング(2)が内側容器(3)を収容する閉じ状態と内側容器(3)を交換するための開き状態を取り得る2つのケース構成要素(15,16)からなることを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項7
両方のケース構成要素(15,16)がヒンジ構成を介して結合され、それによって閉じ状態から開き状態に転回し得るようにすることを特徴とする請求項6記載の香水ボトル(1)。
請求項8
ケーシング(2)が固定機構を備え、それによって両方のケース構成要素を閉じ状態において互いに固定し得るようにすることを特徴とする請求項6または7記載の香水ボトル(1)。
請求項9
ケーシング(2)が内側容器(3)への少なくとも1個の覗き窓(19,20)を備えたフレーム状の構造を有することを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項10
ケーシング(2)内に収容された内側容器(3)が覗き窓(19,20)の領域内に標記(21)を備えることを特徴とする請求項9記載の香水ボトル(1)。
請求項11
内側容器(3)を収容した状態においてケーシング(2)を完全に閉鎖状にして前記内側容器(3)を外側から不可視にすることを特徴とする請求項1記載の香水ボトル(1)。
請求項12
請求項1記載の香水ボトル(1)とそれと同じあるいは別の香水が充填された少なくとも1個の別の内側容器(3)および/または少なくとも1個の別の内側容器(3)のための少なくとも1個の別のケーシング(2)からなるセット。
請求項13
複数の内側容器(3)のうちの少なくとも2個がそれぞれ異なった香水の充填とそれぞれ異なった標記(21)および/または着色によって差別化されることを特徴とする請求項12記載のセット。
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引用文献:
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